2018年2月24日土曜日

コントラクタージャック


今回はコントラクターについて書きます。

コントラクターってのは仕事を紹介してくれる派遣元みたいなのをイメージしてもらうと分かりやすいです。

車を持っていない人や英語に自信が無い人はコントラクターを使いがちですがオススメしません。

理由は単純でファーム直雇用の場合よりも給料が下がるのは勿論、色々とトラブルになりがちです。

英語に自信が無い人は英語の出来る日本人と一緒に行動して、車もなるべく買うまたは乗せて貰える人(コントラクターではなく)を探しましょう。

今回オレンジで会ったコントラクターはジャックという名前でColour City Caravan Parkにアップルのシーズンにメチャクチャ汚い字のアップルピッカー募集の張り紙があって電話しました。

この時はアップルのピッキングが始まるか始まらないかといったところで、色んなファームを回っても中々仕事を貰えず、情報収集の為に訪れたキャラバンパークで仲良くなったイタリア人に教えてもらいました。

早速翌日から仕事を貰えてラッキーと思ってましたが、約束の時間になっても待ち合わせ場所に現れないジャック。

何度も電話して、その度に直ぐに行くと言っていたにも関わらず1時間くらい待ちました。

正直この時点で少し疑心暗鬼に。。

いざファームに着いてファームのスーパーバイザーと話すとかなり良い人で段取りも素晴らしくて、アップルもまあまあのサイズ。

スーパーバイザーが素晴らしすぎて色々と聞こうと思ったのですが、コントラクター通しているのでそちらに聞いて欲しいとのこと。

3日くらい働いたあたりで一気に人数が減ったので聞いてみると、コントラクターのジャックがデイカウントをくれないらしいという事がわかりました。

最初に会った時はOKOK言ってたのにこれです。

これはあかんと思いジャックに電話して辞めることを告げると、明日給料払うから12時に公園に来てくれと言われたので「絶対に遅れるなよ?」と念をおしたにも関わらず一向に現れないジャック。

不動産時代に培った家賃滞納者向けの「出るまで何回でもかける戦法」を使い、30回くらいかけてやっと繋がり、かなり強めに言ったらやっとこさ15時くらいに現れました。

しかし、ここでジャックは「今日は全額払えないから半分だけ払って残りは明日でも良いか?」と言って来たので「フザケルナ、財布開けてみせろ」と言ったり、正直警察に見られたらこちら側が捕まるんじゃ無いかと思うシチュエーションでしたが無事に全額いただきました。

後日、キャラバンパーク住みの人で給料未払いが2人くらいいたので電話して呼び出して払わせました。

最後に「ファッキンジャパニーズ覚えとけよ!?」みたいな事を言われて少し怯えました◜◡‾)

補足ですがジャックはアボリジニです。

アボリジニだからと言って差別的な発言はしたく無いですが、こういった場面に自分で直面してしまうと、やはりトラブルになりがちなので距離をおくのが吉かと。

ダーウィンあたりだと道路で車を修理している(フリをしている)アボリジニがいても絶対にとまってはいけないみたいです。

車止めて助けようとした瞬間に物陰から10人くらい出て来て車ごと持っていかれるみたいです。

この話は実際に僕の友人が被害に遭いそうになりました。

事前にそう言った話は聞いていたみたいですが、念のためスピードを落としたら本当に影に大量のアボリジニが隠れていたらしいです。


中にはすごく良いファームが直雇用はせず、全てコントラクターに任せているケースや、オーストラリア全土に仕事を持っていてその人について行けば1年中仕事に困らないといったこともあるので悪いことばかりではありませんがなるべく避けたほうが無難かと思います。

写真はアップル。

正直オレンジのアップルはあんまり稼げません。。。

因みにオレンジでオレンジは取れません(多分)

次回予告

僕がワインにハマった訳

ワイナリーでブドウのピッキング

ぜってぇ見てくれよな!?

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